WindowsOBS用プラグイン0.2.0 β・公開中

SonicLatch

歌う前に、
声のズレを合わせよう。

OBSフィルターやDAWを通すと、音声のタイミングが合わない。
そんな歌枠や録画の準備に。

OBSフィルターの前後や、別の経路を通した同じ音声の遅れを測定。波形を見ながら、OBSの同期オフセットを調整できます。

SonicLatchの紹介画像

耳で何度も合わせる手間を、少し減らす。

録画を聴いて、数字を変えて、また録画して。そんな調整の目安を、測定結果と波形で確かめられます。

測って、ボタン1つで反映

音を入れて測定したあと、「自動調整(Auto)」を押すと、測った遅れに合わせてOBSの「同期オフセット」を設定します。

波形を見ながら微調整

フィルター前(PRE)を緑、後(POST)を青で表示。±1ms・±5msボタンや数値入力で、タイミングを細かく合わせられます。

フィルター変更後も合わせ直せる

フィルターや設定、入力する音の変化により、測定値は変動することがあります。測定が安定してから「自動調整(Auto)」を押し直すと、その時点の測定結果に合わせ直せます。

緑と青の波形で、タイミングを見比べる。

単一ソースの測定では、選んだ音声ソースにあるフィルター全体の前後の時間差を測ります。緑のPREと青のPOSTを同じ時間軸で表示し、波形の重なりと、現在のオフセットを見比べられます。

調整前と自動調整後の波形比較

紹介・使い方動画

YouTubeで動画を見る

OBSフィルターの前後を測って、合わせる。

本番前に、普段の歌枠や録画と同じ構成で試してください。

  1. ドックを開いて、マイクを選ぶ

    OBSのドックメニューから「遅延補正(SonicLatch)」を開き、遅延タブで単一ソースの測定を選びます。「ソース」で調整したいマイクなどを選ぶと、測定用フィルターが自動で追加されます。

  2. 音を入れて、測定結果を見る

    音が入ると測定します。緑と青の波形、表示された遅れを確認。msはミリ秒で、1,000msが1秒です。波形が出ないときや値が安定しないときは、マイクやフィルターを確認してください。

  3. 「自動調整(Auto)」を押す

    測った遅れをもとに同期オフセットを設定します。たとえば20msの遅れなら、−20msへ置き換えます。現在の値に加算する操作ではありません。測定や設定の条件が整っていない場合は変更されません。

  4. 録画して、仕上げる

    声と伴奏を確認し、必要に応じて±ボタンや数値入力で微調整します。数値を入力したら「入力したオフセットを適用」で反映します。入力欄の編集だけでは設定は変わりません。カメラを使う場合は、映像とのタイミングも確認してください。

DAWなど、別の経路を通した音も比べられる。

二点測定では、基準の入力Aと処理後の入力Bに同じ音声を入れ、経路の遅延差を測ります。

  1. 2つの入力を選ぶ

    遅延タブで「二点(2つの入力を比較)」を選び、A・Bの音声ソースと、それぞれのL/Rチャンネルを選択します。DAWやWave Linkなどを通す前後の同じ音が入るようにします。

  2. 波形と推定値を確認する

    入力を選ぶと継続測定が始まり、開始ボタンはありません。ゲーム音とマイクの声など、異なる内容の音を比べてズレを測る機能ではありません。

  3. Bの同期オフセットを調整する

    有効な推定が得られたらAutoを押します。変更するのはBの設定で、Aは変更しません。必要なら±ボタンや数値入力で微調整します。

  4. 録画で実際の音を確かめる

    最後に短いテスト録画を聞きます。経路やフィルター構成を変えたときは、遅延を測り直してから調整してください。

声の大小を整える、コンプ調整の補助。

コンプ調整は、目安をつかむための補助機能です。声質やマイク、配信環境によって適切な設定は異なります。しっかり音を整えたい方は、詳しい方と一緒に、実際の音を聞きながら手動で調整してください。

  1. 配信・録画を止め、ヘッドホンを用意します。対象ソースのOBS標準「アップワードコンプレッサー」と「コンプレッサー」を各1つ有効にします。
  2. 「コンプ調整」タブの「ガイド」を押し、合図に合わせて普通声・小声・大声を各5秒ずつ出します。普通声の段階では入力レベルを確認し、ゲインは変更しません。
  3. 小声・普通声・大声を聞き比べ、必要なら「−」「+」で少しずつ調整します。音割れや不自然さがないか、最後は短い録画で確認します。

小声を、聞き取りやすい音量へ。

小声のメーターとアップワード側の調整操作
何を測る?
普段の小声を5秒間測り、話している部分の平均的な音量(LUFS)とピークを確認します。
何が変わる?
測定後、OBS標準「アップワードコンプレッサー」の出力ゲインを調整します。音量の目安に近づけつつ、ピークが上がりすぎないようにします。
最後は耳で微調整
小声が聞き取りやすいかを聞き、「アップワード側の調整」の「−」「+」で少しずつ合わせます。

大声が、飛び出しすぎないように。

大声のメーターとコンプレッサー側の調整操作
何を測る?
普段の大声を5秒間測り、話している部分のピーク音量(dBFS)を確認します。無理に叫ぶ必要はありません。
何が変わる?
測定後、OBS標準「コンプレッサー」の出力ゲインを調整し、大声のピークを目安の範囲へ近づけます。
最後は耳で微調整
普通声との音量差や音割れを聞き、「コンプレッサー側の調整」の「−」「+」で少しずつ合わせます。

ゲインの自動変更は各測定の終了後に最大1回です。声に合わせて常時追従する機能ではありません。表示される結果は変更前の測定値なので、調整後は小声・普通声・大声をもう一度出し、実際の音を確認してください。

日本語UIでは、VOICEVOX:ずんだもんの音声ガイドに対応。音声はWindowsの既定出力から鳴るため、配信や録画に入らない状態で使ってください。日本語以外のUIでは画面の案内に従います。

測定中は元からONのOBS標準リミッターだけを一時OFFにして終了時に戻します。元からOFFのものは変更しません。標準リミッターがない場合は、既定設定で正常完了後に追加します。外部リミッターを使う場合や「ゲイン以外の推奨設定」を適用する場合は、同梱マニュアルの注意点を確認してください。構成変更後は遅延を再測定します。

使う前に、知っておいてほしいこと。

  • 対象はWindows版OBS 30以上(32.2.2推奨)です。OBS 30・31の実機動作は未確認です。音声設定はステレオ、44.1 kHzまたは48 kHzで使用してください。
  • SonicLatchはβ版です。お使いの環境でテスト録画を行ってから配信に使ってください。
  • 測定対象はOBSフィルター前後、または二点間の同じ音声の遅れです。映像経路全体の測定、自動リップシンク、機器や処理そのものの無遅延化には対応していません。
  • 無音や音の内容、フィルター処理によっては測定できない場合があります。
  • 同じ音声ソースを複数のシーンで使っている場合、設定の変更はそれらのシーンにも影響します。
  • 波形の重なりや残差表示は補正後の実出力を再測定した結果ではありません。最後に実際の録画で確認してください。
  • 「自動調整(Auto)」は押したときに設定する機能です。配信中に設定を自動で変更し続けるものではありません。

GPL-3.0-or-later / VTuber-Lab-Tools
個人制作の非公式プラグインです。OBS Projectの公式製品ではありません。

歌や配信の準備に、
もう少し時間を。

声のズレを合わせる時間を少し減らして、歌や配信の準備に使っていただければ幸いです。

気づいたことや使いにくかったところがあれば、ぜひお聞かせください。

ツール一覧に戻る

NEXT EXPERIMENT

研究準備中

COMING SOON

この研究室は、ただいま準備中です。
公開中の診断から、実験をはじめてみませんか。